第五回 炎 片ぼかし
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第五回
第五回 炎 片ぼかし
今回の一連の流れを、動画でも見ることができます。
【片ぼかしの技法】
水を含ませた刷毛または平筆の端(幅の三分の一程度)に絵の具をつけて、一本の筆でぼかします。

背景が乾いたら、炎を塗っていきます。まず下地に片ぼかしの技法を使って胡粉を塗り、その上から朱を塗っていきます。(胡粉の準備はこちらをご覧ください。)
それでは、胡粉を塗っていきましょう。まず平筆の半分に胡粉、片方に水を含ませ、胡粉がついた側を内側にして塗っていきます。

炎のある箇所すべて(頭光の周り・剣・蓮の上)塗ってください。


下地が乾く間に朱を準備します。(絵の具の溶き方はこちらをご覧ください。)
炎を描くには彩色筆・隈取筆を用意します。彩色筆に絵の具を、隈取筆に水を含ませます。彩色筆で炎の先端部分を描き、隈取筆で炎の根元をぼかします。この作業を繰り返しながら炎を塗っていきます。



彩色・隈取筆は各自の使いやすい筆を使ってください。

次回は、繧繝彩色(うんげん-さいしき)という段ぼかしの技法で蓮弁を塗ります。
今回の一連の流れを、動画でも見ることができます。
【片ぼかしの技法】
水を含ませた刷毛または平筆の端(幅の三分の一程度)に絵の具をつけて、一本の筆でぼかします。

背景が乾いたら、炎を塗っていきます。まず下地に片ぼかしの技法を使って胡粉を塗り、その上から朱を塗っていきます。(胡粉の準備はこちらをご覧ください。)
それでは、胡粉を塗っていきましょう。まず平筆の半分に胡粉、片方に水を含ませ、胡粉がついた側を内側にして塗っていきます。


炎のある箇所すべて(頭光の周り・剣・蓮の上)塗ってください。



下地が乾く間に朱を準備します。(絵の具の溶き方はこちらをご覧ください。)
炎を描くには彩色筆・隈取筆を用意します。彩色筆に絵の具を、隈取筆に水を含ませます。彩色筆で炎の先端部分を描き、隈取筆で炎の根元をぼかします。この作業を繰り返しながら炎を塗っていきます。






彩色・隈取筆は各自の使いやすい筆を使ってください。


次回は、繧繝彩色(うんげん-さいしき)という段ぼかしの技法で蓮弁を塗ります。
