第二回 裏打ち
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第二回
第二回の一連の流れを、動画でも見ることができます。
裏打ちは本紙を補強し、紙のたわみなどを防ぐために必要な作業です。彩色をする方は必ず裏打ちを行ってください。
準備
今回使用する道具は、右の「使用する道具 其の二」をクリックして確認してください。
お近くに、画材屋が無い場合、和紙(薄美濃紙)以外は、総合スーパーや、ホームセンターなどでそろえることができます。
裏打ち
アクリル板(または机)の上に前回作成した白描図(以降-本紙)を置き、表に霧吹きで、水をまんべんなく吹きかけます。


本紙を裏返してください。紙は水を含んで破れやすくなっています。慎重に行ってください。

上から撫で刷毛でしわを中央から外に向けて伸ばしてアクリル板(または机)に密着させます。


裏打ち用に用意した薄美濃紙(以降-裏打ち紙)に糊をひきます。
糊をひいた面を下にして、2の本紙に重ねます。破れやすくなっています。慎重に行ってください。

裏打ち紙の端を持ち上げて中央から空気を抜くようにしてしわを伸ばします。
乾いたタオルなどで、余分な水分・糊気を取ると作業が速まります。


四辺へ1センチ幅ほどの濃いめの糊をつけます。

本紙とともに表返してパネルにのせます。

撫で刷毛で表面を傷めないようにそっと中央から外に向けて空気を抜き、しわを伸ばします。最後に糊しろの部分を強めに押してください。


できたものを、風通しの良いところで乾燥させてください。
裏打ちの作業は、ここまでです。次回は彩色に入ります。

乾燥後、パネルにたわみなく張り付いていれば成功です。
白描図で終わる方
十分に乾燥後、糊しろの部分をカッターで切り落とせば、簡単に剥がせます。
お好みの額に入れて完成です。
裏打ちが困難な方~お手軽な描き方~
色紙か厚紙にチャコペーパー(絵画用の水性のもの)で下絵を写し墨でなぞってください。
絵具は俳画などで使う顔彩を用意してください。
裏打ちの方法がわからない方
平成21年2月19日本学で行われる、仏画と写経展の体験講座にお越しください。学生たちによる指導が可能です。
裏打ちは本紙を補強し、紙のたわみなどを防ぐために必要な作業です。彩色をする方は必ず裏打ちを行ってください。
準備
今回使用する道具は、右の「使用する道具 其の二」をクリックして確認してください。
お近くに、画材屋が無い場合、和紙(薄美濃紙)以外は、総合スーパーや、ホームセンターなどでそろえることができます。
裏打ち
アクリル板(または机)の上に前回作成した白描図(以降-本紙)を置き、表に霧吹きで、水をまんべんなく吹きかけます。



本紙を裏返してください。紙は水を含んで破れやすくなっています。慎重に行ってください。


上から撫で刷毛でしわを中央から外に向けて伸ばしてアクリル板(または机)に密着させます。



裏打ち用に用意した薄美濃紙(以降-裏打ち紙)に糊をひきます。
糊をひいた面を下にして、2の本紙に重ねます。破れやすくなっています。慎重に行ってください。


裏打ち紙の端を持ち上げて中央から空気を抜くようにしてしわを伸ばします。
乾いたタオルなどで、余分な水分・糊気を取ると作業が速まります。



四辺へ1センチ幅ほどの濃いめの糊をつけます。

本紙とともに表返してパネルにのせます。


撫で刷毛で表面を傷めないようにそっと中央から外に向けて空気を抜き、しわを伸ばします。最後に糊しろの部分を強めに押してください。



できたものを、風通しの良いところで乾燥させてください。
裏打ちの作業は、ここまでです。次回は彩色に入ります。

乾燥後、パネルにたわみなく張り付いていれば成功です。
白描図で終わる方
十分に乾燥後、糊しろの部分をカッターで切り落とせば、簡単に剥がせます。
お好みの額に入れて完成です。
裏打ちが困難な方~お手軽な描き方~
色紙か厚紙にチャコペーパー(絵画用の水性のもの)で下絵を写し墨でなぞってください。
絵具は俳画などで使う顔彩を用意してください。
裏打ちの方法がわからない方
平成21年2月19日本学で行われる、仏画と写経展の体験講座にお越しください。学生たちによる指導が可能です。
