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仏画を描く 〜仏画制作インターネット講座〜
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彩色見本
 
第一回 白描図
第二回 裏打ち
第三回 地塗り
事前準備 胡粉
紺紙金泥描き
事前準備 金泥
第四回
第五回
第六回
第七回
第八回
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第四回 絵の具の準備 群青(ぐんじょう)

絵の具について
 日本画の絵の具には岩絵の具と泥絵の具(水干《すいひ》絵の具)があります。岩絵の具は元来天然石を細かく砂状にした絵の具で高価なものです。現在では、化学合成で作られた新岩絵の具があります。
 しかし、いずれにしても岩絵の具の扱いは難しいので、ここでは水干絵の具で制作していきます。

膠(にかわ)について
 日本画は接着剤に膠を使います。画材店では数種の膠が販売されていますが、ここでは鹿膠(しかにかわ)を使います。
 膠を溶くのが面倒な方は、濃縮された溶き膠が市販されていますので説明書をよく読んで薄めて使ってください。

【鹿膠を溶く注意】
1.水180ccに4~5粒入れて湯せんで溶く。沸騰させないよう注意してください。
2.冷蔵庫で保管できますが、何度もあたため直すと濃度が変わりますので、描くたびに溶くようにしましょう。

絵の具の準備の一連の流れを動画見ることができます。


今回は、虚空蔵菩薩像の背景に使う群青を例にとり、溶き方を説明していきます。
すべての色がこの通りというものではありませんが、大まかな流れは同じです。

gunzyo-002.jpg
絵の具を溶くのに必要な道具です。(左から電熱器・水・絵皿・水干絵の具・膠)

絵の具を絵皿に上の写真程度出します。

指の腹で絵の具を潰しながらサラサラになるまで、慣らしていきます。
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膠を数滴ずつ加え、絵の具全体になじむよう混ぜていきます。皿全体を使い均等に伸ばしていきます。
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膠が均等に混ざり、皿全体に延ばしたら電熱器に載せ水分を飛ばします。この作業も全体を均等に乾かすよう皿を動かす・息を吹くなどしてください。
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水分が飛んだら、もう一度膠を加え、混ぜていきます。膠が全体になじんだら、水を加えます。
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数滴ずつ混ぜながら加えていきます。写真のようになるまで水を加えます。
これで絵の具の完成です。
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ここで作った絵の具で背景を塗っていきます。

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紺紙金泥描き

紺紙金泥描き

紺紙金泥描きは文字通り紺色の紙に、金泥を使って描く手法です。
紺紙金泥描きを行う場合も、裏打ちが必要となりますので第二回を参照してください。
また、金泥こちらをご参照ください


今回使用する道具は以下の通りです。
○手本(お好みの大きさに拡大したもの)
○トレーシングペーパー
○文鎮あるいはクリップ
○色の違うサインペン2本
○裏打ちした紺紙
○白色のチャコペーパー
○金泥(詳しくは金泥の作り方参照)
○筆(線描き用の筆と面相筆)


今回の一連の流れを、動画でも見ることができます。


紺紙金泥描き

まずは、お手本をダウンロードし、お好みの大きさに拡大してください。
トレーシングペーパーでお手本をサインペンで描き写してください。
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次に裏打ちした紺紙を用意します。
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紺紙の上に、白色のチャコペーパーを敷き、その上に先ほど描き写したトレーシングペーパーを載せます。
これらは、ずれないように、クリップや文鎮を使いしっかり固定してください。
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紺紙に写していきます。異なる色のサインペンで、描いていきましょう。
異なる色で描くと、どこまで写したかわかりやすくなります。
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拡大したお手本から直接紺紙に写すと簡単ですが、下絵が本紙からずれた時は、トレーシングペーパーであれば、修正することができます。
また、紺紙に写す前に一度手本をなぞることで、全体の形や細部の表情などをとらえやすくなります。


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写し終えれば、トレーシングペーパーとチャコペーパーをはずしてください。次に、金泥を塗っていきます。筆に金泥を充分含ませて描いていきます。


筆は必ず直立させて描いてください。筆を直立させて描くと金が順に降りてきて発色がよくなります。筆を寝かせて描くと水分が先に降りて金は筆に残り画面の金は鈍くなります。
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最後に頭光の部分にぼかしを加えます。平筆の片方に金泥をつけ、もう片方には水をしみこませます。頭光の内側が薄くなるよう筆の向きに気をつけて、頭光をなぞります。
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これで紺紙金泥描きは完成です。
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絵の具が乾くのを待って、パネルからはずします。カッターナイフなどで切り取ってください。
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金泥の作り方

金泥の作り方

紺紙金泥描きを行うために必要な金泥を準備します。
今回使用する道具は以下の通り
○金粉
○膠(にかわ)
○絵皿
○土鍋(膠を溶かす用)
○筆洗
○匙(溶かした膠や水をすくいます)
○電熱器
kindei-001.jpg


今回の一連の流れを、動画でも見ることができます。



金泥の作り方

金粉を少量絵皿に移し、湯せんで溶かした膠を1~2滴(金粉全体が湿る程度)加えます。
膠を多く入れすぎると、金が黒ずんだりしますので気をつけてください。
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膠が金粉全体になじむように指の腹を使って混ぜてください。
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膠が全体になじんだら、
※電熱器に載せ、金に熱を加えながら、まんべんなく熱が通るように、指の腹で混ぜてください。皿が熱くなってきたら電熱器からはずし、余熱で金が完全に乾燥するまで練りこんでください。
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さらに、膠を1滴(最初と同量程度)加え、※の作業をもう一度行います。
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kindei-033.jpg kindei-034.jpg

絵皿は熱を持っていますので、やけどにはご注意ください。

水を少量加えながら指で混ぜていきます。(水は匙などで少量ずつ加えます。加え過ぎに注意してください)
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絵具として描きやすい柔らかさ(ガムシロップのような粘り気)に整えれば、金泥は完成です。

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第三回 地塗り

地塗り
地塗りは画面全体に色をつけることで、和紙表面の肌理を整え絵の具を載りやすくします。地塗りは絵の具を適正に溶いていないとせっかく描いた下絵の墨の線が見えなくなります。苦手な方は地塗りをせず、尊像のみ彩色してください。
今回は胡粉(ごふん)を溶かしたものを使用します。胡粉の準備をご参照ください。

今回使用する道具は以下のとおりです。
○裏打ちした本紙
○和黄土(水干絵具)
○胡粉を溶かしたもの(詳細は胡粉の準備参照)
○膠(湯せんで溶かしたもの)
○刷毛


今回の一連の流れを、動画でも見ることができます。



地塗り

地塗りに使う絵の具の準備です。
和黄土を溶いていきます。
和黄土を小さじ一杯くらい皿に入れます。
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和黄土を皿全体に広げる程度の膠を入れて指で溶いてください。膠が足りないようでしたら少しずつ足してください。
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皿全体に均等に広げたら、電熱器で、水分を飛ばします。皿を動かして、まんべんなく乾かしてください。
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乾いたら、皿の熱を冷まし、膠を小さじ1足します。指でよく練りこんで、水を少しずつ加えていきます。
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和黄土全体が溶けたら、胡粉を混ぜます。水を少し足し、本紙全体を塗れる量にします。胡粉を入れる量は和黄土の色があまり白っぽくならない程度です。
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絵の具が完成したら、刷毛で全体を塗っていきます。刷毛を直立にし、毛先で画面をなでるように塗っていきます。塗りむらができないよう気をつけてください。

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ここまでで、地塗りは終了です。
次回は背景に色を塗っていきます。

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第三回 胡粉の準備

胡粉の準備
胡粉は貝殻を原料とした顔料です。日本画では白色として使用されます。

用意する道具は以下の通りです。
○乳鉢と乳棒
○胡粉
○膠(にかわ)
○匙(溶かした膠や水をすくいます)
○絵皿

今回の一連の流れを、動画でも見ることができます。



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胡粉を乳鉢に移し、サラサラ(片栗粉のような感触)になるまですっていきます。
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できたものを絵皿に移し、湯せんで溶かした膠を数滴ずつ加えていきます。
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胡粉を捏ね、耳たぶくらいの硬さの団子状にします。
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団子状になった胡粉を絵皿に100回くらい叩きつけます。この際に、胡粉にホコリがつかないよう気をつけてください。
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絵皿に押しつけるようにして、団子を皿に固定させます。
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膠を適量(胡粉を溶かせる量)加え、指の腹を使って胡粉の表面を少しずつ撫でるように溶かしていきます。
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どろっとしてきたら、水を足して、絵具として描きやすい柔らかさに整えれば完成です。
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続いて地塗りを行ってください。

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