認知症を持ちながら伏見で生きる

昨年のことになりましたが、
伏見連続講座を本学で開催いたしました。

11月5日(土)、秋らしい穏やかな午後、
京都市向島地域包括支援センターのご協力をえて、
本学で長年事務長を務めておられた杉野文篤さんと
奥様の由美子さんをお迎えし、
認知症と認知症患者の生活について理解を深めました。
本講座は前半・後半に分かれてお話をうかがいましたが、
各会とも大変分かりやすいお話であり、
もしかしたら、今までは隠しがちだったかもしれないことまで
率直に語っていただいたことで、
認知症の方の生活や感じていることなどをリアルに受け留めることができました。
何よりも、私は杉野さんご夫婦の前向きな姿に感銘を受けました。
本ブログでは講座の様子を2回に分けてご報告します。


ゲストスピーカーと学生たち。登壇者の向かって右から4番目と3番目に杉野さんご夫妻

当日の運営・進行は、真柄先生とそのゼミ生である
社会福祉学科の学生が一切を引き受けさせていただきました。
学生たちの進行と聞いて、私など職員はドキドキでしたが(失礼!)、
学生同士が協力しあい、無事に終えることができました。
学生たちにとっても、この日のできごとは自信につながったのではないでしょうか。


学生たちの自己紹介。一人ずつ杉野さんへ質問していく

まず前半は、京都市向島地域包括支援センター長の西川麻貴さんから、
認知症とは何かを教わりました。

西川麻貴センター長。毎日お年寄りとそのご家族に接しておられます

ご承知のとおり、認知症にはさまざまなケースがあり、
また、どうして発症するのか未だ解明されていない病のひとつです。
ただ、西川さんによると、予防法が少しずつわかってきたとのこと。
できることなら認知症になりたくないと思う人がほとんどのはず。
それには、特別な健康法など必要ありません。

・規則正しい生活を送ること(食生活をはじめとして、私にはなかなか難しいデス。)

・散歩をすること(「ウォーキング」なんていう義務にしなくてよいのです。季節を感じながら歩くこと、身体を動かすことがポイントなのだそう。)

以上のようなことが予防につながるそうです。
特別なことをするわけではなく、どちらも暮らしの中で自然なかたちで実践できることではないでしょうか。これを知って少しほっとしたというか、ぜひ日々の生活の中で心がけたいなと思っています。

西川さん、ありがとうございます!

a.k